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相変わらず毎日音楽を聴いていますが、最近特に聴いているのがショパンのピアノソナタ第三番ロ短調。この曲の特長を一言で言えば、特に第一楽章は音楽史上もっともメロディアスな曲 ということになるでしょうか。とにかくメロディアスです。曲は第一主題、第二主題と別れており、まず、ロ短調の第一主題が激しく開始されますが、それがだいたい1分半くらいでニ長調の第二主題に変りますが、要はその第二主題こそが音楽史上もっともメロディアス、まさにメロディアスのルーツはここから来ているのではないか というくらい甘い旋律が次から次へとめぐります、その後また第一主題の激しい音楽に戻るのですが、ほどなくして第二主題の旋律が一瞬戻るのですが、ここの部分が本当に泣ける・・・・ここの部分はありとあらゆるピアノ曲の中で(もちろんクラシック以外のものも全部含めて)個人的には一番泣ける・・・・・・

さらにこの曲がこれで終わらないのが第四楽章=終楽章はピアノ曲史上もっとも難技巧の曲、つまり弾くのが難しい曲とされていて、人類はこの技巧を超えることは出来ない、とさえ言われているくらいの難曲です。とにかく指の移動が激しい、音が飛ぶ、しかも終楽章、平均時間5分15秒から20秒くらいですが、この間一気に突っ走っています、どんなに激しい曲でも小休止のようなものはあるものですが、この曲に関しては一気呵成です、ピアニシモの部分はありますが、常に指が速く動いています、

それで愛聴盤は第一楽章に関しては次から次へといろいろな盤を聴きましたが1992年録音のウラディミールアシュケナージの演奏がいかにもスタジオ録音の作り物 というような音をしていてしびれます、もちろんピアノがうまいからここまで作れるのでしょうが・・・・ ただし終楽章は甘いです。 この曲の決定版と言われているのがマルタアルゲリッチの1967年版です。これははっきり言ってかっ飛んだ演奏です、特に終楽章の時間はなんと4分20秒と他のピアニストたちより1分も速いです、ほとんど5分の曲に対し1分も速いなんてそれはそれはかっとんでます。もうちょっとパワーがあればこの技巧を超えられたかもしれないですが、技巧的には圧倒的です。あと録音はぜんぜんよくないです。しかしまあとりあえずはアシュケナージとアルゲリッチを聴けば という感じです、

それと第三楽章が長くてつまらないです、この楽章はいつも飛ばしてます・・・・・