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ブログが滞ってしまいました、反省点としましては毎日ブログチェックしていただいている方も何人もいらっしゃることはわかっているので毎日とは言わないまでも週三回はブログ更新しないと とは思ってます、ワタシが仮に他の人や会社のブログを毎日チェックしていたとしたら本当になんでもいいから更新されているとうれしいものです。

そこで今日のお題はといいますと、実は一か月くらい前ですか、ブログでショパンのピアノソナタ第三番のネタを入れたところ、これが数名のお客様から反響があったもので、これは!! と思ったしだいです。

しかしながらショパンで有名な曲、というか誰でも聴いたことがあるメロディというのは三番でなく、二番のほうです、この第三楽章は聴いたことがない人はいないのではないでしょうか、どんなものかぜひ聴いてみてください、 としかしながらこの曲、商業的なサブタイトルがついているので、それを見た時点でなんとなくどういう曲か想像出来てしまいますが。 それでCDに関して言えばピアノソナタ第二番と三番はカップリングされていることが多いので一枚コレクションに置かれるのはおすすめです。ただし、前回推奨した1992年録音のアシュケナージの盤(ただし第一楽章だけ)は二番とはカップリングされていません、カップリングでおすすめというか無難なのは1984年に録音されたマウリツオ ポリーニの演奏でしょうか、以前のブログではピアノソナタ第三番の技巧は人間では追い付けない・・・・ と申し上げましたが、ポリーニ版はそれに近い、この頃のライブは唯一追い付いているように聴こえます、セッション録音ではいまひとつ大人しいですが、アルゲリッチを除けば他があまりにもナヨナヨな演奏です、ルビンシュタインの演奏は良い意味かなりシブいですが・・・・

しかしこれら二曲は三番の第一楽章=ワタシのもっとも愛する曲の一つ=を除けばほとんど技巧を楽しむための曲のように感じますので、そうなるとアルゲリッチ盤のほうがよいか? とも思う次第、とにかくアルゲリッチがすごいのはご存じない方には説明しがいがあります。アルゲリッチはまず、女性です。そしてその技巧は完全に並み居る男子たちを上回っています、しかもちょっと上回るどころの騒ぎではありません、完全にかっとんでます。人類最高のピアニストと評価されているのがウラディミールホロヴィッツのようですが、個人的にはアルゲリッチがいれば必要ないとかんじております、

ということでクラシックを普段聴かない方にもおすすめのショパンピアノソナタ第二番と第三番です。むしろベートーベンとかああいう正統派のほうがクラシック聴かない方にはおすすめできないですね