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昨日の続き
クラシックを聴かない方にこれぞクラシック の一枚
これを選んだ根拠=まず、大曲でクラシックファンにアンケートを取っても好感度第一位はおそらくこの曲、他に考えられるのはベートーヴェンベートーヴェンの第九、しかしこれはあまりにもクラシックファンのための曲であり、クラシックファン以外にはあの有名な歓喜の歌のワンフレーズだけだと思われます。
しかし新世界より もあまりにありふれているといえばありふれています、今でも夕方になればあちこちの学校や市役所からこの曲の第二楽章が流れていることでしょう、しかし第四楽章の偉大なる旋律は誰にでも好かれるのではないか?そしてこのありふれすぎた名曲には良いオーディオ装置、良い録音で聴けば最高ではないか? オーディオ的にも相当聴きバエがする。それででは誰の演奏で聴くかというと、まあオーディオ的観点でモノをいうならば極力新しい録音が良いと思うが、この曲も1990年頃までは古今東西の大物指揮者、オーケストラがこぞって録音して来たが それ以降はほとんどぱったりである、まさにオーディオ産業の発達と比例するかのようである、以前ブログしたCDが売れなくなった理由は多くの人がまともなオーディオ装置を持っていないからだ!! と申し上げましたが、それは当たっているように感じます、それでCDレコードが先かオーディオが先かと言われたら、これは迷わずオーディオが先です、
ということでわたしは将来草食系男子撲滅教の教祖様を目指すのとともに、みんなオーディオ装置を持とうの会の会長を目指したいです真剣に・・・・・
そんなことで前回のブログで推薦したアバド指揮ベルリンの演奏は1997年の録音で比較的ですが新しい方です、しかしわたしの嫌いなライブ録音です、よって何か本当に何の変哲も無いようなそんな響きのように聴こえますが、そこはベルリンフィル、世界一の機能的オーケストラです、ライブという点を差し引いてでも1990年以前の録音の演奏よりいうならば初心者向けか? 個人的には同じベルリンフィルでもカラヤンのEMI版の特に第四楽章の音の威力は特に金管など明らかに別録りしただろう と感じさせるほど本当に人工美の極致、あとは全編にわたって揺るぎない演奏という意味ではカルロマリアジュリーニ指揮シカゴ交響楽団 しかしともに1970年代の録音ではあります。
新世界以外でこれだ と思うものは 今の気分ですが、ストラヴィンスキーの 火の鳥 はどうでしょうか。ストラヴィンスキーといえば断然春の祭典が有名ですが、部分的に取ると火の鳥の方が好きな部分が多く、また題名が抜群に良いです、ストラィンスキーの火の鳥にしても春の祭典にしても バレエの曲です、踊るための音楽です、フィギアスケートの選手などはよく使う音楽です、特に火の鳥の 魔王カスチェイの凶悪な踊り はよく使われると思います、しかし題名がすごいものものしすぎますね、ここまでくると怖さも通り越して何か突き抜けている感さえあります、音楽も相当突き抜けているというかオーディオ的に相当良いと思います、そしてこの凶悪の踊りの後は5分くらい静かな音楽を交えて終曲を迎えますが、この終曲はクラシック史上最も雄弁な曲と言って過言ではないと思います、そんなことで火の鳥の中から魔王の踊りから終曲までのおよそ15分弱、誰の演奏で聴くかというと、好んで聴いているわけではないですがお買い得という点で言えば リムスキーコルサコフのシェエラザードも入っている韓国の大指揮者 チョンミュンフン指揮パリバスティーユオーケストラは録音も比較的よく聴きバエすると思います。個人的には1970年録音の小澤征爾指揮パリ管弦楽団が最高だと信じておりますが・・・・
それでチョンミュンフンさんには逸話みたいなものがあるようで、家族の影響で大の日本嫌いだったそうです、それでずっと日本を避けていたそうですが、指揮者としてロンドン交響楽団と一緒に初来日した時のこと、演奏終了と同時にホールはブラボーの嵐でそれを耳にしたチョンさんは 「ついに認められたか」 と感動の涙を流したらしい、以降ひんぱんに日本を訪れるようになり、東京フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督もつとめたことがあるほどです。
それでチョンさんの演奏を好きか? と言われたら、正直に申し上げましょう、好きです。まあ本当に国は関係ないです、好きなものは好き、好きでないものは好きでない、女性の美貌と一緒です、ただ願わくば仲良くなりたい女性の条件としては、言葉は通じて欲しいです、しかしそう思うと健康体に生まれて来て英語を勉強して身につけたかった、英語身につけばとにかく口説ける女性の数が違いすぎる、もう本当に世界中で口説けます・・・・・
では明日は新製品の進捗状況を